新潟で美容室を開業したい方へ!おしゃれなお店づくりのポイントを解説

美容室を開業するとき、「どうすればおしゃれなお店にできるのか」は悩ましいポイントです。

店舗の雰囲気は集客にも大きく影響する部分。「通りがかって気になる!」「また来たい!」と思ってもらうには、店舗デザインは重要な要素です。

そこで今回は、おしゃれな美容室の設計ポイントを解説していきます。

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おしゃれな美容室をつくるためのポイント

おしゃれな美容室をつくるためのポイントとして挙げられるのは、以下の4つです。

  1. コンセプトを明確にする
  2. 空間プランニング
  3. 動線設計
  4. 照明計画・光源の取り方

ひとつひとつ解説していきましょう。

コンセプトを明確にする

おしゃれな美容室を作り上げるためには、明確なコンセプトを持つことが大切です。
あれも良い、これも良いと色々な要素を取り入れると、統一感が失われてしまいます。

コンセプトを決めるときは、自分の理想だけでなく、メインターゲットとなるお客様の性別・年代・好みを考えながら決めましょう。

例えば、「30代以上の男性が入りやすい、落ち着いたモダンな印象」や「ポップで元気な雰囲気で10代〜20代の女性に人気」といったイメージを持つと良いでしょう。

行ったことのある美容室のデザインや、InstagramなどのSNSで公開されている美容室の写真を参考にすることで、より具体的なイメージを膨らませることができます。

他の美容室の取り組みやデザインからインスピレーションを得て、自分の美容室に取り入れるアイデアを見つけましょう。

空間プランニング

内装のデザインは全体で完成するものです。どんなに良いものであっても床や壁の色、素材、インテリアの雰囲気がバラバラでは、おしゃれな美容室にはなりません。

「モダンな雰囲気」を目指すのであればモノトーンを中心とした落ち着いたカラーと、艶のある素材を、
「ナチュラルで優しい雰囲気」であれば生成りの色や木の質感が感じられる素材を使うと良いでしょう。

これらはもちろん担当する設計士やプランナーから提案があるものですが、自身でも明確なイメージを持つことで、修正の要望や依頼をはっきりと伝えることができます。

スムーズな開業準備をするためにも、コンセプトと合わせてイメージしておきましょう。

動線設計

おしゃれさとは直接関連しませんが、動線設計も美容室における重要な要素です。
お客様も美容師も快適、効率的に移動できる設計にすることで、結果的にすっきりとした見た目や、顧客満足度に繋がります。

受付カウンターや待合スペースは入り口付近に配置し、お客様が快適に受け入れられるようにします。

次に、施術エリアや洗髪スペースなど、サービスを行う場所の配置を考えます。
スタッフが効率的に移動できるような間取りを設け、各作業スペースが適切な大きさと距離感を持つようにしましょう。
また、必要な設備や備品は手の届く場所に配置することで、作業効率を高めることができます。

さらに、お客様のプライバシーや快適さを考慮した動線を作ることも重要です。
施術エリアや洗髪スペースは適切な間仕切りを設け、居心地の良い空間にすることを心がけましょう。

照明計画

細かいようで重要なのが、店舗内を照らす照明計画です。
店舗全体のインテリアをこだわっても、中が薄暗かったり、施術後のお客様がキレイに見えないライティングでは台無しになってしまいます。

また、お店のSNSをやる際は、店内で撮影することになります。
その際にお店の一部を撮影ブースにできるよう、背景や照明の当たり方を考えて計画することもこれからの時代は大切になってきます。

白い壁や順光の光でお客様が映えるような空間を作れるよう、こちらもSNSなどをチェックしながらイメージしましょう。

おしゃれに仕上げるために重要なインテリア

おしゃれな美容室づくりには、インテリアも重要な役割を果たします。

セット面

お客様が長時間居ることになるセット面は、特に見栄えと機能性の両方を考える必要があります。
デザイン、座り心地、足置きや肘置きの使いやすさなどを考えて選びましょう。

また、セット面は既製品とオーダー品があります。
価格や機能性を重視するなら既製品を、お店の世界観、デザイン統一を目指すのであればオーダー品がおすすめです。

注意点として、オーダー品は基本的に既製品よりも高額になります。事前の資金計画をしっかりと立てて、予算をオーバーしないよう気をつけましょう。

シャンプー台

シャンプー台は、お客様がリラックスして洗髪を受けるための重要な要素です。

サイドシャンプー、バックシャンプー、フルフラットのほか、多機能なものからシンプルなものまでさまざまなので、提供するサービスに合わせて選ぶのがおすすめです。

個人店でカットメニュー中心の場合はバックシャンプー、ヘッドスパなどのメニューが充実している場合はフルフラットの導入がおすすめです。
ただしフルフラットは大きなスペースを必要とします。店舗の大きさと必要台数も考慮して選びましょう。

インテリア

見える位置に置く棚やワゴン、待合スペースのソファなども、お店のコンセプトと食い違わないよう慎重に選びましょう。

シャンプー棚などは施工時に、造作で作ってもらうことも可能です。
床や柱の木材と合わせて作ってもらうことで、より統一感のあるデザインになるでしょう。

その他観葉植物や小物類にいたるまで、細かいものを含めると考えなければならない点はたくさんあります。
開業で忙しい中そこまで考えられない!という方は設計を依頼する業者に相談してみましょう。インテリアも組み込んで設計してくれたり、インテリアコーディネーターを付けてくれる場合もあります。

大切なのはイメージを明確にすること

今回はおしゃれな美容室をつくるためのポイントを解説しました。

たくさんのポイントがありますが、一番大切なのは「理想のかたちを明確にすること」です。これがないと設計デザインもインテリア選びも難しくなってしまいます。
日頃からSNSや他店のデザインをチェックして、イメージを固めておきましょう。

細かい部分は設計事務所に相談することもできます。全体のイメージが掴めたら、次は相談に行ってみましょう。

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