店舗設計の流れとは?開業までの流れとスケジュール感を解説

店舗設計は、商業施設や店舗をデザインし、効果的な空間を作り上げるプロセスです。
魅力的な店舗デザインは、顧客の興味を引きつけ、売上を向上させる重要な要素となります。

しかし多くの人にとって始めての開店。どのような流れで進むのかわからず不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、店舗設計の一般的な流れを解説し、おおよそのスケジュール感についてもご紹介します。

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打ち合わせ・ヒアリング

店舗設計の最初のステップは、設計事務所・デザイン事務所との打ち合わせ・ヒアリングです。
店舗づくりの要望やビジョンを詳しくヒアリングし、理想や目標を明確化します。

業種、業態、予算、スケジュール、お客様に持たせたいイメージなど、店舗に関わることならなんでも伝えてください。
中にはデザインだけでなく、資金計画や調達の相談に乗ってくれる会社もあります。気軽に相談してみましょう。

打ち合わせ回数は会社によるため、期間としては数日〜数週間ほどのひらきがあります。

現地調査(物件探し)

次におこなうのは現地調査です。建物の現状や実際の寸法を確認し、より具体的な間取り、設計プランを考案します。
現地調査の期間は築年数や建物状況にもよりますが、1週間〜2週間ほどかかります。

まだ物件が決まっていない場合はご要望に合った物件を探し、現地調査を行います。
条件や場所によってはなかなか適当な物件が見つからず、1ヶ月以上の期間がかかることもあります。

物件探しのスケジュール感は業種や業態、立地によって大きく変動します。余裕をもったスケジュールを組みましょう。

基本設計・お見積り

物件が決まったら、基本設計・お見積りの段階に入ります。
打ち合わせで得たお店のコンセプトと現地調査の結果をもとに、店舗のレイアウトや内装、設備などを具体的に設計します。

平面図のほかCGパースなどをご覧いただき、完成のイメージをお伝えします。壁紙や床材もサンプルがある場合は見て触れることができるので、より具体的なイメージができます。

基本設計の期間は店舗の規模や業態によって異なりますが、数週間〜1ヶ月程度が一般的です。

工事契約

基本設計とお見積りが承認されたら、工事契約の手続きが行われます。施工業者との契約手続きや諸条件の調整が含まれます。

契約手続きには、数日〜1週間程度の期間がかかります。

着工

工事契約が完了したら、いよいよ店舗の工事がスタートします。

工事のスケジュールは、店舗の規模や施工内容によって異なりますが、内装のみ改装であれば1ヶ月〜3ヶ月ほど、新築規模であれば3ヶ月〜半年ほどが目安となります。

工事期間中には、現場の進捗状況の確認や設計変更の依頼などが発生します。この時期になると開店準備で忙しくなってきますが、店舗工事も大事な要素のひとつ。確認漏れや遅れが無いようひとつひとつチェックしていきましょう。

設計事務所によっては什器の手配やロゴ・メニュー表のデザイン、ホームページ制作なども対応できる業者を紹介してくれます。困ったときには相談してみましょう。

竣工検査・引き渡し

工事が完了し店舗が完成したら、竣工検査が行われます。
竣工検査では、施工が設計に合致しているかどうかを確認し、必要に応じて修正や改善が行われます。

竣工検査が終了したら工事は完了。いよいよ引き渡しとなります。

開業

店舗が完成したら、いよいよ開業の準備が始まります。

開業に向けた店舗の準備やインテリアの設置、設備の機能確認などが行われます。
また、必要に応じて各種許可申請や施設の点検なども行われることがあります。

無事に開業しましたが、設計事務所や関連パートナーとは継続的な関係を築きましょう。建物や設備に不具合が発生したとき、スムーズな対応が可能です。

相談から開業までにかかる期間は半年〜1年程度

ここまで初回相談から開業にいたるまでの流れを解説しましたが、開業にいたる直前まで多くの方は今のお仕事を続けているかと思います。
仕事の合間を縫って打ち合わせや確認をすることになるので、全体のスケジュールとしては半年〜1年程度の期間をみておくと安心できます。

もちろん、テナントの居抜きと店舗兼用住宅では打ち合わせ内容も期間も大きく異なります。相談は早いに越したことはないので、思い立ったらまずはまずは相談してみましょう。

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